新卒採用とエントリーシートの重要性

新卒採用が更に厳しくなっていると言われる中で、就職を希望する方たちは、エントリーシートを書いた経験のない方などいらっしゃらないのではないでしょうか。企業側もわずかな採用人数に殺到する希望者を全員面接するわけにもいかず、まずエントリーシートを提出させて考え方や資格などが企業理念に合った人材だけを面接する方法を取らざるを得ません。したがって、新卒採用ではエントリーシートが非常に重要な役目を持っています。エントリーシートを提出した段階ではじかれてしまうと、面接へたどりつくこともできません。面接へ行けなければ当然採用もありません。つまり、新卒採用とエントリーシートは切り離せないものであり、エントリーシートで運命が決まると言っても過言ではないような気がします。では、面接へ進むためのエントリーシートの書き方はどのようにすればよいのでしょうか。何社もエントリーシートを提出している人の中には、全ての企業に言えることを書き、使い回しをしている人もいます。当たり障りのない大まかなことだけを書いても、個性や個人の考え方は見えませんから、やはり提出する企業ごとに、きちんと主張をまとめて書くべきでしょう。

送る枚数の多い人は大変な作業となりますが、1枚1枚丁寧に仕上げるだけでも選考する側の印象は変わってくるものです。誤字・脱字がないよう気をつけることは当たり前のことですが、日本語の使い方が間違っていないかどうかを気にすることも大事です。日本語は、1文字違うだけで文章の中のメインになる部分が変わってしまう言葉です。例えば、私は○○したと書いた場合は、○○という行為がメインの文章ですが、私が○○したと書いた場合は、誰がしたかがメインになります。自分が最も主張したい部分はどこなのか、それが伝わる文章になっているのかを見直すことも必要でしょう。

抽象的な言葉を多用することも、エントリーシートではじかれてしまう要因の1つであると思います。色々なことを経験しました、ですとか、様々なことを学びたいです、のように抽象的にせず、具体的な内容を書くことが大事です。具体的な内容にこそ個性が表れ、その人が何を武器に戦おうとしているのかが伝わります。エントリーシートに書く主張は、論文と同じように根拠が必要です。ただ自分で思っているだけではただの独りよがりと取られてしまいます。自分が積極的であることをアピールしたいならば、友人・家族がそう言っているから、のような受け身ではなく、自分はこういう行動を取ることが多くてそれをこのように分析すると積極的であると取れる、というように自己分析の結果を根拠として主張する必要があるでしょう。